【ご報告】「すべての民の御母 日本祈りの日 2016」のご報告(2)シスターによる講話~3

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2016年11月12日に行われた「すべての民の御母 日本祈りの日 2016」、そこでのシスターによる講話を3回に分けてご紹介致します。
最後は、「すべての民の御母」についてです。


その1 その2 その3


シスター志穂マリア

すべての民の御母

皆さん本当に今日はお集まりいただいてありがとうございます。すべての民の御母について、今日話させていただくんですけれども、今日初めて知った、初めて見たという方はいらっしゃいますか? 手を挙げていただけると……。(数名手を挙げる)
せっかくですから皆さん、今日一人ひとりカードを取られたと思いますので、一緒に大きな声で聖霊が来て下さるように祈るこの祈りを唱えましょう。
(すべての民の御母の祈りを祈る)

今司祭たちも言いましたけれども、いつくしみのイエス、すべての民の御母が、いま私たちの時代に一番大切なメッセージだと思います。明日いつくしみの聖年も終わりますけれども(地方教会では2016年11月13日に閉幕、ローマでは2016年11月20日に閉幕)、どうかみなさんこの「いつくしみ」という言葉を大切にしていただきたいと思います。その際に、神様のいつくしみを信じることも大切ですけれども、自分自身が人に対してゆるしを生きるというのが、非常にキリスト教徒にとっては大切だと思います。せっかく聖年という年を与えられて、いつくしみについて知ること、深めることができたので、自分自身の生活の中でいつくしみを人に対しても生きるようにしていっていただきたいと思います。

次に大切な「すべての民の御母」ですけれども、これは聖母マリア自身が『今の時代は私たちの時代です』と言われています。今の時代に必要なメッセージを与えられ、そしてこのカード、ご絵と祈りを与えられました。聖母のご出現というのは、皆さんご存知のように、これだけではなくいろいろあります。メジュゴリエなど。

「聖母の時代」と言われるものは、1830年にリュ・ド・バックのカタリナ・ラブレ(へのご出現)で始まりました。その時修道女であったカタリナ・ラブレに聖母マリアが出現されて不思議のメダイを鋳造して世界中に広めるようにと言われました。皆様たぶん持ってらっしゃると思いますけれども。
それから有名なところではラ・サレット(フランス)とかファティマ(ポルトガル)とか。
ファティマは皆さんよく知られていると思いますけれども、ファティマでは1917年に聖母が3人の子どもたちに現れて、メッセージを与えられました。その時に聖母の御心への奉献、ロザリオを祈るように、初土曜日に贖罪のための聖体拝領――聖体拝領しない罪びとのために聖体拝領を自分がする、という、そういった3つの点を願われました。ただ、そのファティマの聖母、もし人びとがこの私の願いを聞いてくれるなら、私は世界を大きな戦争から守ることができると約束されました。もし聖母マリアの願いを聞かない場合には、共産主義の力がどんどん広まって、世界中に共産主義が広まり、大きな戦争が起こるだろうと言われました。残念ながら私たちが聖母マリアの願いを、望みを聞かなかったので、第2次世界大戦が起こりましたし、共産主義、ソ連の力がどんどん強まって、世界のあちこちに共産国ができてしまいました。

今回の聖母マリアの、すべての民の御母のご出現はその第2次世界大戦の末期、1945年3月25日に始まりました。イーダ婦人という女性に聖母マリアが現れて、1959年まで、56回にわたってメッセージを与えられました。

イーダ婦人ですけれども、1905年にオランダで生まれて普通の生活をしていたんですけれども、12歳の時に初めて聖母マリアを見ています。その時は聖母マリアは何も話されず、ただにこやかに笑われただけで消えてしまわれたんです。その日というのが1917年の10月13日、ファティマの最後のご出現があった日です。そういったところから、ファティマとアムステルダムに非常に大きなつながりがあると思われています。

イーダ婦人はそのあとずっと聖母マリアを見ることもなく過ごしてたんですけれども、1945年に初めて聖母マリアのメッセージを聞いて、56回メッセージを受けています。

最初のころのメッセージはいろいろなビジョンで、世界中で起こること、アポロの月面着陸とか、細菌戦争とかミサイル攻撃、ロシアの地下でガラス工場で大きないろいろな危険な薬品が作られているとか、そういったものを見て、ヴァティカン第2公会議を、それが始まる10年以上前に見ています。ピオ12世が亡くなることも、当時彼はまだ元気そうだったので誰もそんな風に思わなかったんですけれども、聖母マリアは彼女に「ピオ12世は10月の初めに亡くなります」と言われていて、それがその通りに起こりました。

後半のメッセージは、特に1950年に聖母マリアの被昇天のドグマが教皇様から告知された後では、「すべての民の御母の祈りとご絵をカードにして世界中に配って下さい」というメッセージを強く押し出されました。というのは、「この祈りとこのご絵は最後の聖母マリアのドグマの準備となるもの」だからです。
ですから1950年の被昇天のドグマが告知されるまでは聖母マリアは待っておられて、ドグマの告知後、新しい、最後のドグマとなる――ドグマって分かりますよね? 「教義」、聖母マリアに関する教義ですけれども、これまでに「イエスの母」「生涯おとめであった」「無原罪の宿り」、4つめが「被昇天の聖母」、聖母が亡くなられたんじゃなくて、体と一緒に天に上げられたという「被昇天」のドグマ。
そして最後のドグマが「共贖者・仲介者・執り成し手」という3つの概念が一緒になったドグマというのが、一番最後に来るはずのもので、それの準備のためにこの祈りのカードを世界中に広めてくださいと言われています。

すべての民の御母 この絵ですけれども、これはドグマの絵によって説明で、(聖母の頭上)言語のオランダ語ですけれども、「すべての民の御母」と出ていると思います。ご絵の文字にはドグマ「共贖者・仲介者・執り成し手」という言葉はありませんが、「すべての民の御母」というのがその概念をまとめたものだと思って下さい。

これはその説明になっていて、聖母マリアは十字架の前に立たれています。これは、御子イエスと完全に一致して、すべての苦しみを自分も担われたということを表しています。ですから「共贖者」、共に贖罪した者、ということが十字架の前に立っているということで表されています。
それから、腰布、聖母が巻いておられる布ですけれども、これはイエス様の腰布と同じものだと聖母マリアがイーダ婦人に説明しております。ですから、それも御子と本当に完全に一致していたということの表れです。
地球の上に立っておられるということは、これは世界に関することである、一つの国とか、民族とかに関することではなくて、世界中に関わること、世界の人びとに関係することだということも表されています。

手の聖痕から光が出ている、ということから、「仲介者」、恵みの仲介者ということを表しています。
聖母マリアはどこにも聖痕を受けたとかは聖書に書いていないんですけれども、このことから、聖母マリアがすべての苦しみをイエス様と苦しまれて、目に見える聖痕は受けていないけれども、非常に苦しまれたということを表しています。そのように非常に苦しまれたので、恵みを仲介するいこともできる、ということです。
イエス様が世界中の世界中のすべての罪を担われて、十字架の上で亡くなられて、そのために世界中に救済という恵みを与えることができたように、聖母マリアもイエス様と一緒に苦しまれたので、恵みを与えることができる、ということです。恵みは、3本のしるしは、御父の恵み、イエスの救済、聖霊の平和、と恵みの中にも名前をしっかりと言われています、メッセージの中で。
その光たちが羊たちの上に降りていますけれども、この羊たちは私たちすべての人類全体を表しています。ですから聖母マリアは自分が苦しみによって勝ち取った恵みをわたしたちに与えることができる、ということです。それも、お母さんだから、母親だから、すべての民の御母となってると思いますけれども、私たち一人ひとりの母親として苦しまれて、母親として子供たちに恵みを与えるということです。

最後の「執り成し手」ということも、イエス様と大きな苦しみを一緒に苦しまれたので、執り成しの力も持っているということです。私たちを執り成すために聖母マリアはこの大きな苦しみを苦しまれた、ということです。
後ろに光り輝いているのが見えると思いますけれども、これは十字架を私たちも見ながら、十字架から恵みの光が出るということです。メッセージの中で大きなことなんですけれども、これはドグマを準備するためだけではなくて、私たちが苦しみについて、私たちが持っている苦しみについて考える機会でもあります。機会だけではなくて、聖母マリアは、私たちが自分自身の苦しみを聖母マリアの苦しみと一緒にして御父に捧げて、それによって恵みを私たちも人びとに仲介しなければいけない、ということがメッセージの中に入っています。

先ほどリュ・ド・バックのカタリナ・ラブレのメダイの話をしましたけれども、この聖母マリアのご出現は同じような形で、不思議のメダイもご出現は無原罪のドグマを準備したものです。
というのは、不思議のメダイの中には、「無原罪に宿られた聖母マリアよ、私たちのために祈って下さい」という言葉が彫られています。そのように作りなさいと、聖母マリアがカタリナ・ラブレに言ったんですけれども、当時まだ無原罪の宿りという言葉はドグマとして発表されていませんでした。1830年ですから、ドグマは1854年ですので、まだ20年以上も前ということになります。それでもドグマとして告知されていない言葉を掘り入れて世界中の人に配ってほしいと、聖母マリアは望まれました。ということは、メダイを受けた人びとがその言葉を知ることによってドグマを準備していったということです。
メダイが初めて鋳造されてから3年後にはすでに100万個のメダイが世界中に広まっており、1876年にカタリナ・ラブレが亡くなった時にはすでに1000万個のメダイが世界中に広まっていました。

ですから、同じように聖母マリアはこの最後のドグマ、「共贖者・仲介者・執り成し手」というドグマが告知される前に世界中の人びとにこの名前、この絵と祈りによってこの最後のドグマを理解してほしいと、知られて欲しいということを望んでいらっしゃいます。

ですから私たちがなるべく多くの人にこのカードの配ることによって、それは聖母マリアは年齢、職業、宗教、民族に関係なくすべての人にこのカードを配って下さいと望まれています。すべての人にこのカードを知る権利がある、と言われています。
日本の中のキリスト教徒は0.3%しかいませんから、その中で配っていても仕方ないですから(笑い)、皆さん本当にできるかぎり、ただ抵抗があるのはすごくよく分かって、私も苦手なんですけれども、私自身25歳になるまでキリスト教には結構反対していたもので、どんな反応をするだろうかというのがすごくよくわかるのですごく抵抗があるんですけれども、皆さん、聖母マリアが望まれてすべての人にこの祈りを知る権利がある、責任は私が取りますと言われていますので、もし拒否された場合も痛みを聖母マリアと一緒に「あぁお母さんが拒否されちゃった」と思って、それでも聖母マリアを慰めるという気持ちで、できるだけ知っている方、あるいは店で会ったレジの方とか、なるべく多くの人に、病院の待合室で会った人とか、できるだけ配っていただきたいと思います。配る前にその人のために祈るとうまくいくという情報もありますので、ちょっと祈っていただければいいと思います。

最後に、秋田も非常に重要なので、昨日秋田に行ってきたんですけれども、聖母マリアの、秋田はご存知ですか皆さん? 秋田のご像っていうのは、このアムステルダムの聖母マリアなんですね。聖母マリアのご像、アムステルダムの聖母マリアのご像が1973年からの奇跡、聖母マリア像に奇跡が起こったということは、アムステルダムのメッセージが本物である、ご出現が本物であるという証拠になると思います。そうじゃないとおかしいですよね。訳も分からない聖母像から涙が出たり、汗が出たり、聖痕――それは何日か後に消えましたけれども――、そういった奇跡が起こるはずがないので。
当時アムステルダムのご出現はかなり批判的に見られていましたので、秋田のご出現によってアムステルダムの聖母のご出現もまた浮かび上がってきた、プラスの方向に向かいましたので、秋田、日本人としてはやっぱり秋田のご出現をもっと大切にして、秋田で第3のメッセージでかなり厳しいことを言われていましたので、本当に祈りとこの活動に参加することで、聖母マリアの思いを助けていただきたいと思います。

 


その1 その2 その3


= 訂正(2018/02/05) =
教皇ピオ12世帰天の預言について、月が誤っていましたので、修正致しました。本文は修正済みです。
「ピオ12世は12月に亡くなります」→「ピオ12世は10月の初めに亡くなります」

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