ドイツ祈りの日(2002年6月)のご報告

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普及の会のメンバーWさんによる、ドイツ祈りの日報告をお伝え致します。

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2002年6月22日 第2回ドイツ祈りの日 ―― 写真と報告 ――

「すべての民の御母」普及の会のメンバーである私は、今年も昨年に引き続きドイツでの祈りの日に参加してまいりました。

今年はオランダのプント司教、『マリアの家族』総長のニリッツア司教をはじめ8名の司教様が参加なさいました。遠くアフリカ、レバノンから駆けつけた司教様がたもいらっしゃいましたし、ローマから東方カトリック教会の司教様も参加なさいました。そして数十名の司祭と5000人以上の私たち一般信徒及び他の宗派、宗教を持つ人たち皆がひとつとなり、「すべての民の御母」の御絵を囲んで「祈りの日」は荘厳に祝われました。

私はドイツのとある小さな町から出発した60名の巡礼団の一行に加わり、前日の夕方、バスでケルンに入りました。司祭とシスターがそれぞれ1名づつ同行して下さいました。

「祈りの日」は8時半から18時までの予定で開催されました。

朝8時ごろには、会場であるケルンアリーナ前に、ぼちぼち人が集まり始め、まもなく開場となりました。

午前8時30分:開場

8時45分頃、十字架を先頭にご聖体がホールに入場され、荘厳に祭壇まで進みます。祭壇の向かって右側には「すべての民の御母」の大きな御絵があり、たくさんの花で美しく飾られています。

会場中央に設けられた十字架。イエズスの聖心から流れる御血と水を象徴しています。
会場中央に設けられた十字架。
イエズスの聖心から流れる御血と水を象徴しています。

午前9時30分:講話

パウロ神父様の講話
パウロ神父様の講話(スクリーンを使っています)

9時半から大きなスライドを使ってパウロ神父さまの講話が始まりました。この様子は、日本での祈りの日や講演会に参加なさった方はイメージが湧くと思います。
この時、私は用事があり席を外していましたので、パウロ神父様の講話の内容は残念ですがご紹介できません。ただ、席に戻った時、秋田のご出現とアムステルダムの関係について話されていて、ちょうど講話が終わりました。

(講話の内容はこちらで読めます >> 「すべての民の婦人、マリア」は、私たちを堕落、災害、戦争に満ちた時代から、恵み、救い、平和の時代へと導かれる

午前10時40分:休憩

午前11時:ミサ

司祭団入堂
司祭団入堂

少し休憩を挟んで、11時からミサが始まりました。

ミサはオランダのプント司教様が司式され、お説教もドイツ語でプント司教様がなさいました。ここで、改めて「すべての民の御母・婦人」のメッセージとご出現を公認なさったことを発表され、会場は拍手で沸きました。

ミサの終わりに、感謝のプレゼントがマリア様に贈られました。

最後に聖母への奉献を司教様が代表して行いました。
この時の奉献文は2000年に教皇様が行われたものと同じものです(奉献文の日本語訳があります >> 聖母への奉献文)。

午後1時:休憩

食事をしたり、ご聖櫃(ミサが祝われる会場とは別に、ご聖体を安置する小さな部屋が設けられ、そこでは随時祈ることができました)の前で祈ったり、告解をしたり、各自自由に時間を使いました。

午後2時30分:いつくしみのロザリオの祈り

14時半~15時半までの一時間、パウロ神父さまが創立なさった国際宣教会「マリアの家族」が毎日祈っている黙想を伴った「神のいつくしみのチャプレット」を祈りました。
「3時に私の慈悲は開かれる」とイエズスはシスター・ファウスティナに仰っています。このいつくしみの時間をイエズスの死の苦しみについて黙想するようにと。
「1年間血を流して苦行をするよりも、この1時間、私の苦しみを黙想する方が価値がある」ともイエズスはファウスティナに仰っています。

午後4時:各国からの証し、音楽

いつくしみのロザリオの後、パキスタンの司教様の講話があり、一般の人びとの証しがあり、聖母を讃える音楽の披露などが続きました。

また、飛び入りでアフリカから駆けつけた司教様の激励がありました。

この司教様は「すべての民の御母」のメッセージは大変貴重で、耳を傾けるべきものである、なぜ皆耳と心を開かないのか、と仰っていました。そして、「目覚めよ! ヨーロッパ!」と声を大にして言われました。

たくさんの証しの中から、最も印象的でしたシスター・カタリナの証しを、別ページでかいつまんでご紹介します。(シスター・カタリナの証し >> マリアを通してイエズスへ

最後に、若者たちが舞台に上がり(ご聖体はミサの後、香部屋へ移されたので、祭壇ではありません)、歌を披露してくれました。

若者たちは大勢いました。ほんとに大勢いて、みんなの明るい表情が印象的でした。2人の青年のギター演奏に合わせて他の子たちが歌ったのですが、歌う前に代表の青年がこう言いました。

「この歌をパパ様に捧げます。パパ様は僕たちの大事な霊的パパですから」

若者たちの後、子供たちが一日かけてシスターに習った歌を振りをつけて歌ってくれました。(子連れの参加者が多いので、宣教会のシスターや修練女たちが「1日幼稚園」を開いて、遊んだり踊ったり、ロザリオ作りの講習をしたりしてくれます)

歌の順番を待つ子供たち
歌の順番を待つ子供たち

子供たちの中に、双子で2人とも身体障害者の女の子がいました。パウロ神父様は、「この子たちはドイツにとってどれほどの恵みをもたらしてくれるでしょう」と仰り、神に感謝なさいました。「共贖者」である「すべての民の御母」は苦しみを捧げること、そしてその苦しみが恵みになることを教えて下さるからです。

その車椅子の12才の女の子は、ひと言話したいといって、マイクを手にしました。
はっきりした、落ち着いた声で彼女は話し始めました。
「巡礼者の皆さん。最近、私はパパ様がお膝を痛めたと聞きました。パパ様のために祈って下さい。パパ様は祈りが必要です。パパ様にはみんなの祈りが必要です!」
会場は大拍手です。
彼女は更に続けます。
「私は自分の苦しみをパパ様のために、司祭のために、全世界のために、そのためにだけ捧げています! 皆さん、どうか司祭のためにもっと祈って下さい!」

この小さな女の子の言葉は、私にとって今年の「祈りの日」の最大のメッセージでした。
そうだ、司祭のために私たちはもっともっと祈らなければと思いました。

さて、「祈りの日」もそろそろ終わりに近づいてきました。
再びご聖体が厳かに入場します。
ご聖体礼拝が行われ、最後にニリッツア司教様がご聖体で祝福を与えて下さいました。

こうして今年の祈りの日も恵みのうちに終了しました。
来年は、聖霊降臨の祝日に、再びアムステルダムにおいて『国際祈りの日』が催されます。
日本からも、司教様、神父様、修道者やシスターがた、一般信徒、カトリックの信仰を持たない方もふるって参加して下さることを祈りつつ、報告を終えさせていただきます。

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