国際宣教会「マリアの家族」の指導者、ポール・ニリッツァ司教とのインタビュー(『PUR‐Spezisl』誌より抜粋)
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これは、PUR‐Spezisl という雑誌のドイツ語からの訳です。
2000年5月13日に、ソダーノ枢機卿によって、ファティマ第3の秘密が公開されました。この記事はそれ以前に、ヤシンタとフランシスコの列福を記念して組まれた特集記事です。
ファティマの出来事の概略も分かりやすく紹介されていましたので、訳してみました。(訳者)
その3 聖母のお望みとお約束
悪の危険に打ち勝つことができるように、
マリアよ、私たちを助けて下さい。
悪を阻止することができる、永遠に慈しみ深い愛の御力を、
世界の歴史においてもう一度お示し下さい。
私たちのすべてに、あなたの汚れなき御心のうちに
希望の光をお示し下さい。
教皇ヨハネ・パウロ2世 1982年5月13日 ファティマにて
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ファティマで聖母が私たちに望まれたこと
- 1.個人的な回心と罪を避けること
- 「あなたたちは、神様に贈り物をしたいと思いますか?」
そう聖母はファティマでお尋ねになりました。人間は自分自身で赦すことはできません。私たちは神に立ち返らなければならないのです。
「すでにたくさん侮辱された神を、人びとはこれ以上侮辱してはなりません。」 - 2.平和と罪人の回心のためにロザリオを祈ること
- 「毎日ロザリオを祈って下さい!」
ロザリオは問題を解決し、平和を実現できます。
「祈りなさい、祈りなさい。平和にならなければなりません」 - 3.汚れなき御心への奉献
- 「神は、私の汚れなき心への信心が世界に広まることをお望みです!」
聖母マリアの汚れなき御心は、献身のしるし、神の御旨にまったく委ねて生きることの模範です。聖母の御心への奉献は、ただ奉献の行為に留まるのではなく、それを実践しなければなりません。聖母のように神に御旨に従い、神にお仕えしなければなりません。
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聖母のお約束
ファティマでのご出現の時、聖母はまたおいでになることを約束なさいました。1925年、聖母はポンテヴェデゥラで、当時修道志願者であったシスター・ルチアにご出現されました。
その時、聖母は、5回続けて月の初めの土曜日に、告解し、償いの御聖体を拝領し、ロザリオを祈る人は、死の時に恵みをうけることをお約束になりました。
1929年6月13日、聖三位一体のビジョンのあと、聖母はシスター・ルチアに、教皇がロシアと全世界を聖母に奉献するようにと、願われました。
ヨハネ・パウロ2世は、1984年にこの奉献を行われました。